Go To どこ行く?

 先月、愛媛県松山市に所用で訪問しておりましたが、折角の松山訪問でしたので、1日追加滞在して松山市周辺を観光してまいりました。

 そこで生まれて初めて観光列車というものに乗車してみました。今回乗車したのは「伊予灘ものがたり」という列車ですが、どうやらとても人気のある列車のようで、通常であればなかなか予約が取れないとのことですが、今回はコロナ禍の影響もあり運よくチケットが取れたようでした。

 松山を出発し、片道2時間少しで食事をしながら伊予灘の海岸沿いの景観を見ながら走るのですが、車窓全面から伊予灘が見えるようになっており、途中下車する下灘駅からの景色はドラマやCMでロケ地として選ばれるほどので、絶景そのものでした。
 なんと沿線に住む地元の方々からも手を振って頂けます!

ご参考)伊予灘ものがたり 公式サイト

 列車は綺麗に内装が施されていますが車両自体は古いものを使用しており、路線もローカル線をそのまま走行しています。
 人気の観光スポットも、あるものと地元の方々の協力と自然をうまく利用して作られていました。

 日本は歴史も古く、自然も豊かで実は世界的にも観光資源がとても多い国なんです!

 世界経済フォーラムが発行する「旅行・観光競争力レポート2019」では日本は、スペイン、フランス、ドイツについで4位(前回発表の2017年度も4位)の観光競争力でした。  
 これは、単純な観光資源だけではなく、交通や衛生面なども加味されたものですが、確かに考えてみると様々な観光地に簡単に安全に訪れることができ、改めて日本の観光力の強さを認識することができます。

 日本の観光産業はコロナ禍により、暫くはインバウンド需要が見込めない状況にありますが、「Go To Travel キャンペーン」等の施策により、徐々に国内旅行は回復しつつあると報道されています。
 観光庁の観光白書2018年によると、訪日外国人の日本での消費額は年間4.5兆円とやはりインバウンドによる経済効果はとても大きいと考えられます。しかしながら、日本人による国内旅行の消費額は21.5兆円、日本人の海外旅行消費額は4.4兆円(うち国内消費分1.1兆含む)ということを考えますと、海外旅行に行っていた日本人が国内に目を向けて国内旅行で消費すれば、インバウンド消費の減少による影響をかなり軽減できるということも言えます。

 私もコロナ禍が落ち着きましたら積極的に日本全国を旅してみたいと思っています。
 皆様もまだ知らない日本を旅してみてはいかがでしょうか。

(原田 礼造)

伊予難ものがたり

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