2025年に一般市場で上場した会社数は66社となりました。
市場別内訳では、
・東証プライム7社
・東証スタンダード12社
・東証グロース41社
・他名証、札証など6社
となっております。ここ最近のトレンドとして毎年90社程度が上場していたことと比べると2025年度は上場数が減少し、IPO環境に変化が起きつつあるのかなという印象が伺えます。前回のブログでも扱った通り、今後東証グロース市場の上場維持基準が見直されることが予定されており、上場基準の厳格化も背景にあるのではと思われます。
他方、新興市場であるTOKYO Pro Marketの2025年上場社数は46社となっており、こちらについては年々市場が拡大傾向にあります。今後、TOKYO Pro Marketについては上記一般市場の維持基準の厳格化を背景とした一般市場への上場を目指す会社の受け皿としてより存在感が大きくなるのではと予想されます。東証の上場推進部によるレポートにおいても、「TOKYO Pro Markettを、一般市場上場前にその後を見据えて大きく成長できる場」としていくことができないかという提言がされており、「一般市場上場とその後の成長を目指す企業を市場関係者と連携しながら支えていく」、知名度・信用力の向上などの副次的な効果を提供するだけでなく、「株式による資金調達や株式売買の機会の提供などマーケット本来の機能を強化していく」といった方向性が示されています。
高市政権発足以来株価はさらなる上昇を続けており、証券市場はより一層の注目の的となっています。2026年度は果たしてどうなるのか?引き続き注視していきたいと思います。
亀元 祐希