2025年4月13日、大阪の夢洲において大阪・関西万博が開催されました。開幕前は不人気でチケットがあまり売れていないなどネガティブな情報もありましたが、55年ぶりに大阪で開催される万博ですし、莫大なお金も投入されているので、開催中1度は行ってみたいと考えています。ただ、今まで何をやっているのかイマイチ情報が無くわかっていなかったため、とりあえずアプリをインストールしてパビリオンやイベント情報を見てみました。ですが、数が多すぎて結局何をやっているのか未だによくわからないため、もう少しお勧め情報などを集めて効率的に回りたいと考えています。
アプリをいじっているといると、いつの間にか公益社団法⼈2025年⽇本国際博覧会協会のページに繋がってたようで、そこを見ていると財務諸表が公表されていました。公認会計士の職業病といいますか、やはり少し気になってしまいましたので、財務諸表を見てみるとホントに大きなイベントなんだなというのがわかります。貸借対照表(2023年度)の資産の部では、現金預金509億円、未収収益118億円、建設仮勘定340億円とプライム上場会社並みの数値がならびます。負債の部を見ると前受金71億、前受収益125億とチケットがまだあまり売れてないからでしょうか?やや少ない印象もあります。また、資産除去債務0.3億となっており、これは会場撤去費全体ではないんだろうなぁとか会計士っぽい事を考えてしまいました。この規模ですので、当然会計監査人もおられると思いますが、監査する側も大変なんだろうと思います。
まだまだ、大阪・関西万博は始まったばかりですので、これからどんどん盛り上がって最終的に財務諸表に計上されるものだけでなく、皆さんに多くの財産が残ればいいなと切に願っております。
引地 健児